【山東旅行⑥】濟南

ココナッツです。
連載、山東省をまわる社員旅行も今回が最後です。

青島に降り立ち、最終日はこちらも大きな都市「濟南(ジーナン)」にやってきました。

全ブログはこちら
【山東旅行①】青島(チンダオ)
【山東旅行②】青州&濰坊
【山東旅行③】淄博
【山東旅行④】泰安&曲阜
【山東旅行⑤】泰山にのぼりました!
【山東旅行⑥】濟南

高第街56號餐廳 港式

まさかのここに来て、香港式レストラン…ツアーはこれだから嫌なんですよね。


 肉、魚、まんべんなく。

おいしいんだけど、でも山東にきて、香港なんだろ、と思いつつ(笑)
台湾の方が香港に近いし。
外を出ると、キレイな夕焼けの景色でした。

陽光美爵酒店

最後の最後にとっても最高のホテルでした。


ここは五つ星ということで、納得のクオリティー!有名なホテルみたいです。

1階には今までのホテルでは見たことにないペストリー店。

大明湖

この日はホテルに帰ってから時間があったので、個人で中国版Uber(ディディ)に乗って
観光スポットにやってきました。実は翌日のツアーでも行く場所ですが、夜の雰囲気も味わいたく来てみました。
なにこれ~めちゃめちゃキレイ☆彡
中国っぽいくないようで中国っぽい!
 濟南は聞いたことあるだけに、やはり都会でとても過ごしやすく感じました。

「 I♡濟南」も見えます!デートスポットですね!
 湖面にうつる姿が美しく、見入ってしまいます。

実はその近くに居酒屋街があるので来てみました。すると日本式の小料理屋も数多くありました、駐在員もけっこういるんでしょうね。
 
京都の花見小路みたいんで雰囲気良いですね!

そして、どこのバーに入ろうかと悩むこと10分…
 こちらの濟南故事というお店にきました。
すると、あれっ?!なんか様子がおかしい。

孫中山?!

台湾から来ましたとマスターにいうと「君たち台湾から来たから正直に言うけど、実は私は国民党支持者です」とカミングアウト。中国では国民党は公に言いにくい世の中なわけですね。

しかも映画監督が本業みたいで、映画に関するグッズがたくさん!
なんかすごいところを引き当てた感!


おつまみ
飲み物

かなり外観は怪しいのですが、とても面白いつくりをしているバーでした。




趵突泉

翌朝。今日は山東旅行最終日です!まずは市内の有料公園です。

国家級でしかもトリプルAどころか、5つのA(なんていう?)なのですごい有名なんですね。

この日は日曜日だったので、地元の人もたくさん来てて、混みあっていました。

なんと、池にあざらし!鯉とかではなく、あざらし!

あざらしって池でも生きていけるんですね。人気者でした!
 この公園の有名な湧き水のようです。
そしてその横にはこちら
よく読んでみると「漱石」の文字。
この後、Wikipediaで夏目漱石のことを調べたらやはり!
正岡子規が授けた漱石の所以はこちらにつながるのでした。
中国奥深い!深すぎる!

どこも人だらけ~でも素敵な公園ですね!
公園内ではイベントもやっていました。

一通り見終わり外に出ると、日本でいう代々木公園みたいな大きな公園があります。
家族連れでにぎわっており、凧揚げをしている子供が多かったです。
日本だと凧はお正月の風物詩ですが、中国では一年中やるんですね。

芙蓉古街

趵突泉から歩くこと15分ほどやってきました。
日本でいう竹下通り?!夜市ならぬ昼市のような若者が集うストリートです。

まっすぐ一本道、一番奥までは行っていませんが、けっこう長いです。
通りの真ん中あたりに公衆トイレがありました。


年配の方は早めに退散され、若者だけ食べまくります。
これはご存じ臭豆腐。臭~いやつです!臭さは台湾と良い勝負!
 蛋餅(中華クレープ)のようなものも。

正直、よくわからないものもいろいろ。

これはウサギの肉だそうです。

濟南人家

なんと最後の最後にハプニング発生。
連絡が通ってなく、私たちの予約が入ってなかったそう。
座席がないと言われてしまうのですが、ガイドさんがそれはあり得ないと言って、
なんとか狭~い席を用意してもらいます。
あとでレストランの方から、旅行会社ではなく、レストラン側の不手際だったと説明があり、
なんと好きなものをすべて無料で提供するという特大サービスがありました。
けっこう太っ腹ですね!



 お腹いっぱい食べました。

五龍潭(簡:五龙潭)

これまた大きな公園にやってきました。濟南は公園が多いんですね!


名前の通り、五つの龍ということで、まず正面に見えるのが五つの龍の頭です。
近くはこんな感じ。

自然も多く、人が多いことを覗いてとても気持ちよく過ごせました。

 湖と建物とのコントラストが美しいです。鯉もたくさんいました!

大明湖


昨夜も訪れた場所ですが、ツアーで改めて。
夜とはまた雰囲気も異なります。5分ほど船にのって対岸にいくことができます。


日曜日ということでとても穏やかな時間が流れていました。
気温もちょうどよく、みんなで日向ぼっこをしました。

三義和酒樓

最後の食事です。夜には台湾に帰るのでかなり早めの夕飯となります。


正直、だいぶこういう味に飽きてきています。


でも、ラストにおいしい麵が食べれて満足。

中華式のお疲れ会はひたすら立って円卓を周り、お疲れ様~と言いながら色んな方と乾杯します。

このあと濟南空港から台湾に戻り、旅は終わりました!あー楽しかった!!


まとめ

長いようで短い5泊6日の山東旅行はこれにて終了。
私は中国史についてほとんど無知だったのですが、この旅で一気に中国の歴史に興味が湧きました。
中国4000年の歴史というだけに、いたるところに大昔の歴史が残りつつ、
今や世界屈指の発展国となっています。

広州でも感じたことですが、中国は広大な土地にこれだけたくさんの人がいて、
本当にパワフルな国だと思います。

まだまだ山東省なんて中国の一部分にしかすぎません。
他の地域もぜひ訪れてみたいなと思いました。


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