惨い!私が出会った台湾ブラック企業のお話。

ココナッツです。

実は台湾でワーキングホリデーで働くにあたり
一社目の企業はとてもひどいめにあいました。

他の方に私と同じような経験をしてほしくないのでシェアします。

ワーキングホリデービザ


台湾をはじめとする世界の様々な国には「ワーキングホリデー」という
若者が働きながら生活するための特別なビザがあります。(基本一年間有効)

詳細は本件とはずれるので省きますが、私もこのビザを取得して
台湾で仕事を探しました。

就職活動


今回の仕事は台湾師範大学の掲示板で見つけました。
電話をして、早速面談をしましょう、とのことだったので会社を訪れました。

会社情報

会社名は伏せますね。
台北市内
台湾法人
メーカー部品業
社長様は70代の日本人男性
秘書1名が日本人
社員3名が台湾人(他常駐していない方もいるそう)

面接→合格


履歴者をお渡し、そのまま社長面接。1時間強お話をしたところ、私の中国語レベルを分かった上、ワーホリビザでお仕事できそうな反応でした。
秘書の方から「では合否は●日までにお知らせしますね」と言われました。

しかしその●日になっても連絡来なかったため、私は不合格だったんだなと思いました。
翌々週、何もなかったので、私は1週間日本に帰国しようと思い、飛行機チケットを予約しました。


3日後、その会社の秘書から連絡があり「弊社に来てもらうことはできますか?」という合格の連絡がありました。私は正直に、合否の期限過ぎているので不合格だったと思い、日本行きのチケットを買ってしまったことを伝え、それでも入社させていただけるか確認しました。(メールも残っている)

すると秘書の方は、「それでも構わないので明日から来てください」と仰ってくださいました。
私はよかったと思い、翌日から出社しました。


業務一日目

社長に入社のご挨拶でまた短く面談させていただきました。
すると饒舌な社長から驚くべき発言があったのです。
「俺は女性は男性と全く違う扱いするから、男尊女卑賛成者だから」




今なんて言った?!!耳を疑いました。このご時世にそんなこと自ら言う人いるの??
その発言を一緒に聞く秘書は何食わぬ顔。この会社やばいかも、と思いました。

とはいえ、淡々と課せられた業務をこなしました。
この時、業務中は隣に座る秘書さんに何度か来週日本帰国でお休みすることを言っていたので秘書は忘れていなかったと思います。

日本帰国する前日


秘書「そういえば社長に休むこと相談されましたか?」
私(えっ?!今なんて言った??)
秘書「この会社、休むときは自分で社長に許可取らなきゃダメですよ」
私「いや、聞いてないのでやっていないです」
秘書「じゃ、自ら社長に許可とってくださいね」

ありえない!!!聞いてない。心の中で怒り爆発!!!
これ絶対社長に話し通ってないやつじゃん!

その後、自ら社長室をノックし、来週帰国することを伝えました。
案の定、社長からは「聞いていないので、許可できない」とのこと。

私も先の男尊女卑宣言もあり、この社長への信頼度が全くなくなっていたので、「事前に秘書の方に許可をいただいており、それを認めていただいた上で入社している」とお答えしました。
その答えがさらに火に油を注いだようで、社長のボルテージはどんどんあがっていきます。

最終的には「今から空港行ってきて構わないから飛行機チケット取消して来い!」と言われました。


私は冷静に「元々秘書の方に伝えていたのに、それを社長に様に伝わっていないのは、社長様と秘書様のコミュニケーション不足ではないでしょうか?それを私のせいにされても困ります」と伝えました。

すると、その通りだったのか、社長は口ごもります…


結局最終的に社長は「許可できないので、土日も含めて毎日会社に来い」という訳の分からない話に変わっていました。
これ何パワハラでしょうか?

その後、秘書にも「社長様に休みのこと伝えてくださらなかったんですね」と言いましたが、無視されました。


当然、私はそんな暴挙の社長の言うことを聞かず、翌日日本に帰国しました。

一週間後

再出社の日に「すみません、退職させてください」と伝え、その日は働かず、その場で給料計算してもらい、給料を現金で受けとり、会社を出ました。

今振り返れば、通常は業務前に締結するはずの労働契約書も「用意する詐欺」で最後まで締結しませんでした。きっとこのような業務形態のため契約書が結べないのでしょう。


まとめ

本当にブラック企業すぎる、むごい会社でした。
辞められてよかった、ぐらいに思いました。
面談で判断できなかった私も悪いと思います。

その会社は今も常に求人を出しています。当たり前です、誰も長くは続かないでしょう。
たぶん秘書は社長の裏を握っているのか、はたまたやましい関係なのか…?
友人が台湾で就職活動するときは、いつもこの会社は入ってはいけないよ、と教えてあげています。

台湾の初めての就職はひどい始まりとなりました。
ぜひ台湾で就職をお考えの方はご注意ください。


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